ブルーシフト

大学院生の幸せな日々:日記、雑記、読書録

模様がえ

明朝、外ではしとしと雨が降っているらしく、デスクの前にいる私にも雨音が聞こえる。

私は、基本的に雨には好意的である。何といってもエモい。小学生のころ、雨になると近くの川に赴いてごうごうと流れる様子を眺めたり、近くの砂場で土や草木、はたまた虫などの挙動を見守ってみたりするのが好きだった。

特に春の雨が好きだ。花粉を洗い流してくれるし、外を歩いていて気温に気を割くこともない。

 

さて、新しい年度ということでブログのスタイルを一新してみた。

居室での席替えもあり、自分は最も希望する位置(端っこ)にありつくことができた。

大学構内では新入生が背伸びした恰好で慣れない雰囲気をまといつつ練り歩いているし、アパートですれ違う住人たちも顔触れが変わったように思う。

 

浮かれた人間が最も活動する季節でもあるのだろう。

今日などは男子限定のアパートのはずなのに、女子たちが一室から出てきて百合キスをしていた。

一緒に出てきた冴えない野郎どもが「○○ちゃん俺にも」と発言していたが、その時点で部屋に駆け込んだため新入生君がキスできたかどうか・・・真相は闇の中である。

正直意味が分からず部屋に戻って洗い物を始めたが(精神統一のため)、間違って歯磨き粉をスポンジにつけてしまった。動揺し過ぎだ。

 

就活の方は懸念していた壁を一つ突破できた。しかし、研究室内では志望度の高い企業に行ける人間が半分程度であるように思うので気は抜けない。

というか、半分の人間はもう内々定をもらって就活を終えている。去年の先輩方が就活を終えたのはもっと後になってからだったように思うので、今年の同期たちが特別優秀なのであろう。同期たちは名だたる大手に内定をもらっているから焦りを感じてしまう。一歩一歩進んでいくしかないのだが。

 

研究の方もようやく道が拓け、一年以上聞けなかった「いい感じじゃないですか?」との言葉をボスから頂けた。初めて褒められた(?)気がする。

1年続いたピアノの習い事も順調で、今度コンクールに出ることになった。コンクールと言っても子供から年寄りまでまんべんなく出ることのできる気楽なものらしい。

曲目は本業の負担にならないよう、簡単なものを選んだ。シューマンとベートーベンで、特にシューマンの方の曲は気に入っている。うまく弾きたいものである。

 

ではまた。

ただの日記

春休みは既に息絶え、研究室が本格的に始動しはじめた。

ミーティングが行われる月曜日の居室は戦場である。私はこの一年間で月曜日が和やかに終わった日を見たことがない。

ミーティングは紙媒体で行われるのだが、プリンターがポンコツ過ぎて毎週何らかのトラブルが起きているようにも思う。

全員分となると一度のミーティングで300枚近く消費するのだからプリンターが悲鳴を上げるのも当然かもしれない。うるせぇキリキリ働け。

 

月曜日は必ず全員がいるので本当にやかましい。

いらだちからか、怒号や罵声もちらほら聞こえてくる(この物語はノンフィクションです)。

 

今回はいち早く内定を決めた常温ヨーグルトくんが自慢しに机にやってくるので、猶更五月蠅い。

なぜ、まだ就活が終わっていない人間に就活が終わった自慢をすることができるんだ。精神状態おかしいだろう。お前の人生プランなど今回のmtg資料構成にも及ばないから聞かせるな。去れ。

人の気持ちが分からないとは思っていたがここまでとは。痛みにも鈍そうだから急にビール瓶で殴っても気が付かれなさそうだ。試したい。

 

さて、気を取り直して、初回mtgの切り込み隊長はもちろん私である。直近のmtg timeは60,90,60,90,120(min)・・・今日は生きて帰れるのだろうか・・・(例え生きて帰れたとしても同期に「おせぇんだよ!また帰るのが21時になるじゃないか!」となじられるのだが・・・)。

心配とは裏腹に、mtgを25分でゴールした。ルール上は20分が持ち時間なので、相当良いタイムである。これはあれか。新B4が見てるから、優しくしてやろうという魂胆か?

それとも二年前に就活が辛かった先輩が実験中に発狂した事件を引きずっているのか?

はてさて、もしくは去年精神を病んだ先輩を見て遂に反省したのか?(この物語はフィクションです。実在の団体、人物には一切関係がございません。)

 

初めて途中で遮られずに最後まで喋れたので感動してしまった。人は抑圧が過ぎると、10分喋り続けるだけで感動できるらしい。

うーん、知見。

 

mtg終了後には疲れ果てて一切研究が出来ないので、資料を整理したり、図書館に行って快適な睡眠法!みたいな本を読んだりしていた。

いわく、寝る2時間前にはディスプレイを見ない方がいいらしい。それならば今日寝る時間が3時半になってしまうのだが・・・。

 

 

ではまた。

メイド喫茶デビュー(ソロ編)

初@ほぉ~むカフェでの緊張しすぎ大敗北から僅か12時間。

翌日の午後、私は、秋葉原にいた。

敗北帰宅後すぐ横になったため体調は万全、この時間までなるべく気分をフラットに努めた。

 

相手は先週行った就活面接よりも難しい。

 

しかし、行きの電車で読んだ「たった、それだけ(宮下奈都)」の一節を思い出す。

「屑なのは俺だ。コンプレックスで自分を卑下するだけでなく、まわりのことも信用できずにいたのだ。」

そう、自分の不出来を嘆くと疑心暗鬼になってしまう。それでは良くない。メイドさんたちは味方である。敵でも何でもないのだ。

 

 

・・・楽しかった。

せわしなく動き回るメイドさんや、お客さんたちの幸せそうな顔。昨日は見えなかった風景が良く見える。

 

個別客がカウンター式の席に案内されるのを見て、対面式にすることでヤバい客からメイドさんを保護していることや、距離が自然と近くなってしまうチェキは舞台スペースで大衆の監視下に置くことなど、お店自体の工夫も素晴らしい。

 

メイドさんたちも凄い。常に笑顔である、私などは人と会話しているそのときに笑顔でも、「じゃあね」と振り返ったときにはもう真顔になってしまう。

それがないのである。

隣の席で行われていた良くわからないセクハラ発言への対応も笑顔で真摯だ。どうなっているんだ。

とてつもない空間である。大学2年生の時に感じた「異世界」は正しかったのだ。ただし、別の方向で。

 

 

与えられた滞在時間は1時間、たったの1時間である。ご主人様お嬢様たちは多忙がゆえに、1時間で出ていかなければならないのだ。

だがとても楽しい時間だった。どのメイドさんと話しても楽しいが、中でも昨日チェキを撮ったメイドさんと趣味の読書で盛り上がれたのは良かった。

 

 

今後も通おうと思う。ここには幸せと癒しが詰まっている。

正直メイドさんと話しているオタクが幸せそうな顔をしているのを見るだけでこっちもほっこりしてしまったのにはおぞましい何かを感じたが、それだけ凄い空間が形成されているのだ。いたしかたあるまい。

 

 

ではまた。