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ブルーシフト

自分の世界だけでいいから平和でありますように

メガメグ

研究室に通い始めてはやくも一か月が経とうとしている。あっという間過ぎる。

今日、ラボメンの同期とB4の後輩と一緒に実験を行っているときにふと泣きそうになってしまった。別に実験が辛いわけではない(帰宅は23時を回ったが)。

余りにも恵まれているな、幸せだな、良かったな。と感じ入ってしまった。

当たり前だが、毎日何かしら研究の話を同期とする、後輩とする、「こうなんじゃないか?」と推測して話を投げかける。教授の愚痴も(たいてい笑いながらだが)言う。実験の合間にご飯を一緒に食べに行き、あーだこーだと趣味日常や講義のことも話す。喫煙所でたまたま知り合った同期の友人と研究の話をする・・・。

これらはどれも前の大学では得られなかった。

特に前の大学では「同期と研究の話、学術的な話を行う」と言うことは殆ど出来なかった。自分の研究内容が(内容だけは)難しく、まぁそこそこ勉強しないと理解が出来ないもので、同期は誰一人理解しようとしなかったし、自分もそういった話は持ちかけなかった。学術的な話も同様で、いつも話したり議論してくれるのは修士の先輩か、博士の先輩であった。研究室に毎日来るような同期は1~2割だった。

ところがこっちでは向こうから以前の研究内容を聞いてくるし(喫煙所での彼もそうだ)、知識のバックグラウンドが整っているのか、ある程度「あぁ、こういう事をやってるのね」と理解もしてくれる。研究を(あくまで学部レベルであることは言うまでもないが・・・)やり込む辛さを知っている。学術的な話も日常的に行っている。自分は内容についていけないことも多いが、その環境にとても幸せを感じている。同レベル(かそれ以上)、同意識の人間が、しかも同期にそれがいることが、そういった人間が多い環境が、凄く嬉しい、楽しい。この大学に入れてよかった、と心から思う。

講義レベルも高い。内容も質もいいものが多い。もしかしたらそう思っているのは自分だけで、ほかの同期達は「こんな簡単なことやるくらいなら早く研究進めてーよ」とか思っているかもしれないから、口には出さないが・・・。こんなことを思ってしまうのは学部時代の講義に自分がそう感じていたからだろうか。

人に教えてもらうという行為がこれほどまでに理解を促すのか、と気分がいい。学部の講義レベルでは院試レベルに到底太刀打ちできず、講義のない4年の前学期には9時-24時で数学、電磁気学量子力学、、、等殆ど全ての科目を1から独学で勉強していた。そのおかげか、院での講義には何とかついていけている。勉強中、一般的レベルの参考書を見ながら、この3年間は何だったんだ、と何度も思ったがこうも幸せを感じられるなら悪くない。

研究室の後輩たちは特に優秀な学生ばかりで、全員に基礎学力では敵わないと感じる。やる気も物凄い、ほかの研究室もこんな学生ばかりであればこの大学はとんでもない場所なんじゃないだろうかと思う(実際はそうでもないみたいだが)。

恥を忍ばず分からないことは後輩にでもどんどん質問してしまう。恥ずかしい限りだが、手っ取り早く追いつくにはこうするしかない。

唯一前の大学の方が良かったことと言えば、博士の先輩がいたことだろうか。やはり博士生の知識量と研究に対するあれこれ(ふんわり)は桁が違うなと感じる。まぁ先輩は今の大学の博士の中にいても余裕で通じる優秀で凄い人だったと思うが。

 

テンションが上がってしまってうだうだと書いてしまったが、結局のところ、志同じ?な同期、と言うか、友達が出来たのが何よりもうれしいのかもしれない。

ではまた。