ブルーシフト

大学院生の幸せな日々:日記、雑記、読書録

葬送

・日記

 半日足らずで4万5千円も儲けてしまった。というのも、女さんに花火キャンセルを食らってしまったからである。花火席台(3万)+ディナー(1万3千)+交通費である。

 話は昨日に遡る。この日は朝までスプラトゥーン2を行なっており、浮かれきっている私は初対面の相手との通話にもかかわらず

私「花火大会、気になってる子と行くんですよ!でも最終確認の連絡から24時間以上返ってきてないんですよね~w」などと嘯き

通話相手A「大丈夫ですよ!wwめっちゃいいですね~もし断られたら自分と行きましょうww」

私「なんでやww」みたいな会話をしていた。そして来る午前11時、

 

私「アッ!!!!!返信北!!!!」

通話相手A「えー!!!!はやくはやく!!!」

女さん『返事遅れてすみません!実は数日前から体調が悪く、点滴を数日間打たなくてはならなくて・・・とても楽しみにしていましたが、行けなくなってしまいましたすみません、ごめんなさい><』

・・・ぐにゃりぐにゃりまじかまじか

通話相手A「どう返信来たんですか!?」

私「あーーーーー・・・断られたわwwww・・・なんで、、明日なのに・・・・・・・・いやせめて昨日くらいに断ってよーwwwねぇ?」

通話相手A「え・・・?マジ?いや、えー・・・」

私「いやなんで、マジか、やー、マジか…まぁでも、えー・・・。・・・まぁしょうがないですよねww返信遅い時点で怪しんでましたしねww」

通話相手A「・・・。」

私「・・・いや、なんかすみません、折角楽しくゲームしてたのに。またしましょうね笑 眠いんで落ちます、お疲れさまですww」

通話相手A「お疲れ様です、ドンマイです。」

私「いえいえ!ではー」

 

というわけである。流石にショックを隠せない。だがこういった経験が多いためか、昔ほど傷つかずに済んでいるではないか。しょうがなかろう、しょうがなかろう、病気なのだから。ここでは彼女を思いやる事のみが誠実さを示すのではなかろうか。いやいや、それと私が痛みを感じることは別問題であろう。なんだ、そもそも、何が問題か。いや違う、そういったことを思案するのは後でもいい、今は、このぬかるみから脱却することが先決であろう。吐き出さねば、解決せねば。ほらツイートを、ほらチケット転売を、ほら食事を、ほら研究室で吐露を。

 よほど悪運が強いのか、転売先はすぐに見つかった。しかも、同情か、それとも善意かは分からぬが、定価よりも高く買い取っていただいた。その後S氏と新宿のしゃぶしゃぶ屋に足を運んだ。安い割に野菜もお肉も美味しかった。甘味の焦がしキャラメルアイスも良い。S氏が「その女性を非難するツイートに対して、○○(私)が『いや病気だからしょうがないです』と返してるのが一番に可哀想だなと思った」みたいなことを言っていたのだが、良く見てるなコイツムカつくな。と思った。その後もクソみたいな会話をして楽しんだ。

 今日は浮いたお金で少しの贅沢をした。1万円分の衣類や、切らしていたコーヒー豆を購入し、髪を切り、美味しい麻婆豆腐を食べた。帰り道に蝉が鳴いているのを聞いて、うだるような蒸し暑さに気が付いた。誰が聞かずとも「夏だなぁ」と小さく呟き、すれ違う幾組かの好一対にふと悲しみを覚える。そうして痛覚が鈍っているだけで、傷ついていないわけではないのだなと独り思うのだった。

 

ではまた。